こんな冒険はいかがですか?

①富士山に登ってみる

一度は登りたい日本一の山。まずは、ステップ1の講習会で山歩きの基礎を学びましょう。
一見簡単なことのようですが、ここを怠るとあとで苦労します。基本を守って山歩きに何度も行って下さい。
天気の良い日悪い日、風の強い日、暑い日、寒い日。色々な条件での山歩きを経験しながら、基礎体力をつけましょう。
少しずつ標高を上げ、体力がついたらいざ富士山に挑戦です。
標高が高いので、机上講座で高山病の基礎を学ぶと、余裕を持って登ることができるでしょう。

②槍ヶ岳に登ってみる

槍ヶ岳。天を突き刺すような姿に誰もが憧れます。上高地からは2泊3日、標高差1,700m。
山頂直下はくさりやハシゴが掛けられた高度感のある岩場。富士山に登れる体力がついたらステップ2の講習会で岩場の基礎を。
何回も繰り返し、身につけたら、槍ヶ岳に挑戦です。高度感に自信のない人は、岩登り体験会で慣れましょう。
誰でも初めは怖いもの。それは慣れていないからです。ガイドにサポートしてもらえば大丈夫。ほんの少し冒険心をもって挑戦しましょう。

③アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロへ

槍ヶ岳、富士山レベルを登った方。海外に目を向けてキリマンジャロへの挑戦はいかがですか。
6000mに近い山ですが、特に難しい技術は必要ありません。あとは基礎体力を充実させ、高山病対策をすればOKです。
体力に自身のある人は、すぐにでも挑戦できますが、高所順応に自信がない人は、4,000m、5,000m峰と少しずつ標高を上げましょう。
4,000mではキナバル山、5,000mでは大姑娘山がお勧め。ステップを踏みながらキリマンジャロに挑戦しましょう。

④モンブランに登ってみる

槍ヶ岳、富士山レベルに登り、雪山に挑戦したい人は、アルプス最高峰モンブランはいかがでしょう。技術レベルは2級の簡単な岩登りと長時間の単純なアイゼン歩行。ステップ3の講習会で、アイゼンに慣れて下さい。前半区間は、2級の岩登り。技術的には難しくありませんが高度感があります。岩登り体験会やステップ4の講習に参加して岩登りを経験しておくと自信がつきます。
後半のアイゼン歩行は、急斜面はありません。長時間でも引っ掛けないよう慣れが必要です。ほんの少し冒険心をもって挑戦しましょう。

➄マッターホルンに登ってみる

モンブランレベルをクリアして、岩登りに挑戦したい方。アルプスのマッターホルンは如何ですか。ピラミッドのような姿で世界中の登山者の憧れ。3級レベルが中心ですが、4級レベルの個所には固定ザイルがあるので安心。
ステップ4の講習会に何回か参加して少しずつレベルアップを。標高差1,200mの岩登りという大スケールのこの山では、力で強引に登るレベルでは体力が持ちません。
バランスを心がけ、力を抜いて登るようにすることが肝心です。

⑥6000m峰メラ・ピークに登ってみる

モンブラン、キリマンジャロレベルがクリアできれば、いよいよ6000m峰が射程内です。
最も登り易い山としてはネパール・メラピーク。ルートが安定しており初めての6,000m峰に最適。ステップ3,4の講習会レベルがクリアできればOK。また、ステップ5のレベルがクリアできれば、ペルーのワスカランなどレベルの高い6,000m峰も射程に入ります。
長丁場の登山なので基礎体力を充実させ、長期のテント生活など色々な場面でストレスをためないように、精神力も鍛えましょう。

⑦ヒマラヤの8000mに登ってみる

6,000m峰に2山以上登ったら次の目標は8,000m峰。ヒマラヤのジャイアンツへ挑戦します。14座ある8,000m峰の中で登り易いのは、チョーオユーかシシャパンマ中央峰。ステップ6の講習会で色々なストレスに負けない経験をつんだら挑戦です。
AG公募登山隊では7,000m以降に酸素を使いながらシェルパと日本人リーダーがサポートします。入山手続、ルート工作など手間の掛かることはスタッフに任せ、純粋に登山にだけ集中して下さい。

⑧七大陸最高峰にチャレンジ

8,000m峰に登り、さらに経験をつむと、次に見えてくるのが世界最高峰エベレスト。
簡単ではありませんが、公募登山隊のサポートがあり十分に準備を重ねれば叶わぬ夢ではありません。
登頂を果たしたら、さらに世界中の登山者の憧れ七大陸最高峰、ヨーロッパ・エルブルース、北米・マッキンレー、南米・アコンカグア、 アフリカ・キリマンジャロ、 オセアニア・カルステンツ、南極・ビンソンに挑戦。技術、体力は既にクリア済み。セブンサミッツ制覇が待っています。