マナスル峰公募登山隊-2019募集要項-
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この登山隊は「マナスル峰 (8,163m) 」登頂を 目的とした公募形式の登山隊です。 標高8,000m以上の高所は、酸素が平地の1/3以下、気温も-30℃以下になることもある過酷な自然環境です。ここは、体力・技術・豊富な経験等を持ち合わせた、登山のエキスパートのみに許される領域です。 しかしながら「高所経験の豊富な山岳ガイドのサポート」、「積極的なネパール人高所ガイドの雇用」、「高所での積極的な酸素の使用」等により、一般の登山者にも登頂が可能なタクティクスを作ることが出来ます。この隊は、参加者自身の技量だけでは登頂が難しい一般の登山愛好家を中心に、山岳ガイドが登頂のために必要な技術、経験の足りない部分をサポートしながら登頂を目指す公募隊です。 「マナスル峰」 日本人が初登頂を果した8,000m峰として登山史に燦然と輝きます。そのドラマは大きなニュースとなり日本中を駆け巡り、登山ブームを引き起こしました。世界第8位の高峰で山麓までをネパール国内に有します。通常BCへは非常に長く厳し行程ですが、この隊ではヘリコプターを使い、体力を温存しながらスムーズにアプローチします。 技術的には他の8,000m峰に比べ、なだらかな斜面の登攀が多く登りやすい山ですが、アイスフォールの通過が困難とされていました。しかしながら、現在は世界中の公募登山隊が集まり共同でルート工作をすることによって、8,000m峰としては比較的登りやすい山になっています。 「日本人が企画・運営する公募登山隊のメリット」 現在、世界各国でマナスル公募登山隊が募集されています。これは国際隊で参加者の中心は欧米諸国の登山者になります。近年、日本人にもこの欧米の公募登山隊に参加する方を見受けます。しかし、言葉や文化の違い、そして体格差による基礎体力の違いなどから、うまくこれらの登山隊に馴染ず良い結果が得られない方もいるようです。アドベンチャーガイズの公募登山隊は日本人による日本人のために企画・運営される公募登山隊で、食事、ペース配分等、日本人参加者に合わせるのは無論のこと、登山成功の大きなポイントであるストレス解消や登山意欲の維持がうまくできるように日本語できめ細かくサポートします。隊員も自分の要望を細かいニュアンスまで伝えることができるので、ストレスがたまりづらい快適な環境での登山活動になります。 2019年「マナスル公募登山隊」 マナスルBC

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