Seven Summits―7大陸最高峰登頂と公募登山隊―
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北米大陸最高峰 デナリ(6,194m)公募登山隊 5月13日(水)~6月6日(土) 25日間 公募隊+現地までのツアー 合計 ¥1,980,000. 「公募登山隊参加費用に含まれるもの」 東京~アンカレッジ間往復航空券、アンカレッジ・タルキートナカトマンズのホテル(日程表に明記された3泊分)、アンカレッジ~ タルキートナ間の移動、タルキートナ~ランディングポイント間往復セスナ機代金、現地キャンプ費用(食事も含む)、 日本人リーダー費用、現地ガイド費用、共同装備費用、 *同行スタッフ 公募登山隊参加者が6名の場合 日本人リーダーx1 現地人ガイドx3名 *入山料+レスキュー費用+国立公園入園料(USD380.)は、別途、お支払い下さい。 登山シーズン 適期は、現地の夏に当たる5月上旬~6月下旬です。 天候は周期的に変わるので、うまく好天を見つけながらキャンプを 進めます。全般的に風が強く、強風時は天気が良くても登山がで きません。 ルートと概要 タルキートナで入山手続を行い、雪上セスナでランニングポイント まで飛び、その周辺にベースキャンプを設営します。 ここからC4までソリを使い、テント、食料、燃料、装備等を高所順 応を兼ねキャンプを往復しながら荷上げします。 メディカルキャンプのある4331mのC4がアタック前のベースとな ります。ここで天候を判断し、C5を設営してアタックします。C4-C5 間でこのルートで最も厳しいウエストバットレスの雪壁を登ります が、フィックスが張ってあるので、アッセンダーを使い通過します。 C5からは雪稜を山頂まで標高差約1000mを登ります。 登山レベル 登山技術としては、中斜度の雪稜を長時間のアイゼン歩行できる ことと、35°程度のフィックスをーアッセンダーを使って登れる技 術が必要です。 体力的には、ソリ使い40kg程度の装備の荷上があり、十分な体力 が必要なことと、ソリのコントロールに慣れていることが求められま す。特に下りのソリの操作には慣れが必要です。 また、高所登山の経験はもとより、雪上でのテント生活が続きます。 スタッフもサポートしますが手伝いますが、設営、食事の準備等も ある程度、自分でできる必要があります。ヒマラヤのようにポーター やサポートのスタッフがいないので、色々な場面を自分で解決でき る能力が求めらるので、しっかりとした体力と豊富な登山経験が必 要です。 キャンプ地(山小屋) 標高 BC(ランディングポイント) : 2,227m C1 : 2,410m (標高差 約200m) C2 : 3,050m (標高差 約650m) C3 : 3,508m (標高差 約450m) C4 (メディカルキャンプ) : 4,331m (標高差 約800m) C5 (アタックキャンプ) : 5,246m (標高差 約900m) 山 頂 : 6,194m (標高差 約950m) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 × × × × ○ ○ △ × × × × × アメリカ・アラスカ州に位置する、北米大陸唯一の6000m峰。 2015年8月まではマッキンリーと呼ばれていましたが、現在は元々の先住民の呼称であったデナリが正式名称となっています。 クマやカリブーなどの野生動物が住む、アラスカの大自然が残っているエリアで、デナリ国立公園に指定されています。周辺の標高は600m程。そこから山頂まで標高差5000m以上。大地にどっしり腰を落ち着けて、雪を抱いて聳え立つ姿はあまりにも雄大で印象的な姿。 極地に位置するために、標高に比べ、気温、風、気圧などの条件が厳しくなり、ポーターもいないので、総合的な登山経験と体力が必要です。 2020年のスケジュール (予定) 技術度5+氷河 体力度5+荷上 公募登山隊シリーズ -15- *出発日、料金等は変更になる場合がございます。正式なものは2019年11月に発表します。

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