Seven Summits―7大陸最高峰登頂と公募登山隊―
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ここまでステップアップしたら
ここまでステップアップしたら
ステップ1 「初めての山歩きから夏山登山まで」
初めて山歩きをする人が、装備の使い方、パッキング、フットワークなどの登山の基本をマスターして、足場の不安定なガレ場、ザレ場を経験。標高差800m程度の山を余裕を持って登れる体力をつけ、山に慣れながら、低山から標高2000m程度の一般ルートを、余裕をもって歩けるようになるとクリアです。
ステップ2 「日本アルプスの3000m級クラス」
よりバランスが必要で、軽く手を使う岩場、鎖場、雪渓などを通過したり、雪の降ったすぐ後の低山、残雪期のアルプスなどでアイゼン歩行を経験。
標高差1000mの程度の山を余裕を持って登り、山小屋に宿泊して連日登山できる体力が必要。本格的な岩稜が含まれない北アルプスなどの3000m級の山に余裕を持って登れるとクリアです。
ステップ3 「4000mを越える高所登山」
セブンサミッツは高所登山がほとんどです。4000mを越えると顕著に高度の影響ができてきます。高所登山特有の登り方をマスターしなければ、いくら体力があっても登ることができません。実際に富士山などに登りながら、ペース配分、休憩の取り方、水分・エネルギー補給など、高所順応の効率よい方法をマスター。特に高所での呼吸法を覚えると歴然と高所順応がしやすくなります。
ステップ4 「雪山登山」
キックステップ、アイゼン歩行、ロープを繋いでの歩行、雪山を快適・安全に歩くためのウエアーなど、装備の知識をマスター。雪に慣れて、アイゼンを引っ掛けないようにバランスよく歩けるようになったら、尾根筋や傾斜のある斜面などバランスが必要な場面でアイゼン歩行を経験。ガイド登山で積雪期の八ヶ岳・赤岳の地蔵尾根が登れるようになるとクリアです。
ステップ5 「岩登り入門」
クライミングジムやアウトドアのゲレンデなどで、三点確保の基本を理解し、しっかりとしたホールドのあるルートを登ることができるレベル。また、ロープで確保された安心感の中で、足がすくまないように高度感に慣れること。たとえば、各ゲレンデの初級ルートや、槍ヶ岳の穂先などをスムースに登れるようになるとクリアです。
ステップ6 「剣岳、キレットなど北ア岩稜ルート」
北アルプスの岩稜を含む3000m級縦走登攀。剣岳、西穂から奥穂のジャンダルム、キレットなど高度感のある岩場をスムーズに登攀できる。また、ヨーロッパアルプスのスケール感に対応するために、ゲレンデやクライミングジムで、簡単なルートを腕力で強引に登るのではなく、バランスよく、力を掛けずにスムーズに登ることができればクリアです。
ステップ7 「岩と雪のミックスレベル」
ステップ6をクリアした人の次のステップは、岩と雪のミックスルート。よりバランスが必要で総合的な登攀力が求められます。残雪期の剣岳や冬季八ヶ岳バリエーションルートを想定。岩と雪、場合によっては氷のルートを登攀するためにピッケル、アイゼン、そして手袋を使用した登攀で、総合的な技術、体力、スピードが求められます。
「夏山登山Ⅰ」 技術度:0~2
初めての山歩きで、靴の履き方、ウェアー、ストックなど装備の使い方、パッキング、フットワークの基本、ルートの選び方、ザレ場、ガレ場の通過など、山を歩くことの基礎を講習します。
伊豆ケ岳、御岳山/奥多摩、両神山などで実施
AG ステップアップスクール対応講座
「夏山登山Ⅱ」 技術度:3
一歩ステップアップして、雪渓や簡単な岩場の歩き方、くさり場の通過などバランスが必要な場面の歩き方、そして山小屋での快適な滞在方法などを実際に歩きながら講習します。
赤岳/八ヶ岳、甲斐駒ケ岳、燕山岳などで実施
「高所登山のための講習会」 技術度:3
実際に富士山に登りながら、登山全体をマネージメントしながら、ペース配分、休憩の取り方、水分・エネルギー補給など、高所の呼吸法を含め、高所順応の効率よい方法を講習します。
富士山で実施
「雪山登山Ⅰ」 技術度:4
初めての雪山登山。アイゼンの装着、ピッケル持ち方キックステップ、フットワークなど、基本から練習。
また、ウェアーのレイヤリングなど、冬山装備に関しても併せて講習します。
八ヶ岳/天狗岳、西穂高独標、雄山などで実施
「岩登り講習会」 技術度:6
岩登りが初めての人も参加可能。3点確保の基本から
学び、岩の中でバランスよく、無駄な力を使わないで登れるようにします。また、ロープを結んで中での高度感にも慣れて行きます。
日和田山、広沢寺、三つ峠などで実施
「雪岩ミックスルート」 技術度:7
岩場に雪が乗っている、ミックスルート上でバランスを失わないようにアイゼン歩行ができ、2~3級レベルの岩登りもアイゼン装着のままでできることが目標です。
総合的な技術を習得します。
赤岳主稜、白馬岳主稜、剣岳などで実施
ここまでステップアップしたら
ここまでステップアップしたら
「雪山登山Ⅱ」 技術度:5
よりバランスが求められる場面でのアイゼン・ピッケル
ワークの講習をします。長時間歩行で疲れてきてもアイゼンを引っ掛けないように余裕を持って歩けるようにアイゼン歩行に慣れます。
八ヶ岳/赤岳、奥穂高岳、槍ヶ岳などで実施
「夏山登山Ⅲ」 技術度:6
北アルプス3000m峰の岩稜ルート登山でバランスが必要な岩場の通過が含まれるコース。高度感に慣れることも目標です。危険個所は山岳ガイドがサポートしながら、通過します。
不帰嶮、八峰キレットなどで実施
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